当プロジェクトについて /About us
当プロジェクトの目的は、「地域住民参加型デジタルアーカイブ」のコンテンツを収集・編集・公開することを通じて、文化や歴史を身近に感じることで、地域住民の地域への「愛着・愛情・誇り」を育み、好循環型の地域活性化へと繋げていくことです。
また、地域の文化財や歴史資料の保全はもちろん、観光コンテンツなどに活用することにより、関係人口の創出・拡大や地域の観光振興、ひいては地域経済の活性化にも役立てられることも期待されます。
当プロジェクトは、①デジタルアーカイブの作成、②観光コンテンツの企画開発、③データの利用価値の向上、の3つの取り組みで構成されおり、有志メンバーがそれぞれにできる範囲で活動しています。各取り組みの概要や意義は以下の通りです。
様々な手法で地域の情報を収集し、独自メディア(特設サイト・紙媒体等)や各種プラットフォームで公開します。各個人だけでなく、地元の書店や企業などと連携し、幅広い情報の収集を目指します。また、取り組む様子を独自のメディアで継続的に地域内街へと共有することで、関心を持つ層との繋がりをつくり、地域の関係人口を創出・拡大します。
様々な手法で地域の情報を収集し、独自メディア(特設サイト・紙媒体等)や各種プラットフォームで公開します。各個人だけでなく、地元の書店や企業などと連携し、幅広い情報の収集を目指します。また、取り組む様子を独自のメディアで継続的に地域内街へと共有することで、関心を持つ層との繋がりをつくり、地域の関係人口を創出・拡大します。
地域住民参加型デジタルアーカイブとは?
地域の歴史や文化、風習、伝統などを、地域住民自身が協力して記録し、デジタル化するプロジェクトのことです。情報へと簡単にアクセスできることにより、新たなプロジェクトやイノベーションが生まれることが期待されています。SNSなどの情報発信手段とは異なり、保存性と検索性が高いという利点があります。
特徴と意義
地域アーカイブにおいては、写真や音声データ等を収集するため、アーカイブ運営メン バーが地域のコンテンツ保有者に頻繁に接触をすることが必要である。また、企業や学校 等がコンテンツを保有している場合には、そうした先との連携も求められる。 デジタルアーカイブを構築していくプロセスにおいて、地域住民間あるいは住民と地域諸機関との間でリアルなコミュニケーションや協働の機会が形成され、そうした動きがデ ジタルアーカイブ以外の分野にも波及していく可能性があり、その結果として、まちづく り・地域づくりが活発化していくものと期待される。
地域アーカイブの活動においては、当該地域の住民が所蔵するコンテンツの中に、時に、 地域にとってかけがえのない財産が含まれている可能性がある。地域内での交流の希薄化やソーシャルキャピタルの重要性が指摘されている中で、貴重なコンテンツを所蔵する地域の人々に対して地域アーカイブのスタッフがコンテンツ収集 のために取材に行くことなどにより、両者に対話の場が生まれることが期待される。
過去の記録のみならず、現在の記録を収集し後世に残すことも、地域アーカイブの活動の範疇である。 現在の何気ない日常の出来事や資料が、100 年後には、平成の文化や歴史、日常を語る上で大きな資料価値を持つことになる。「今」の日常的な風俗や資料等については、美術館や博物館等の積極的な収集対象ではないと考えられ、将来に向けて現在の日常的な文化を保存するのは地域アーカイブの大き な役割であると考えられる。
地域アーカイブでは、各地の昔の風景を収めた古写真やフィルムを収集するケースが多 く見られるが、こうした昔の記録の利活用策の一つとして、『回想法』が挙げられる。回想法とは、高齢者の過去の話を傾聴することにより、高齢者の記憶をたどり脳を活性 化することや自らの知りえる情報を他へ伝達する行為を通じて自尊心等の回復が図られる 場合があり、心理療法の一つとして認知症予防への効果が期待されている。この回想法への活用については、単純なウェブページ上でのコンテンツ閲覧サービスの 提供を超え、高齢者の自信回復や生きがいづくりを支援するという収集コンテンツの新たな展開の可能性を示している。
1.多彩な見せ方、より理解を高める表現方法
通常、美術館等で文化財を見る場合には、裏側が見えないなど一定の制限があるが、デジタル化することにより、360 度全方位から見ることができるようになる。
2.貴重資料の日常的な閲覧
極めて歴史的・学術的な価値が高く、そのため普段は厳重に保管をされ一部の研究者等 しか目にすることができないような資料等であっても、デジタル化することによりオリジ ナル資料を劣化・損傷のリスクにさらすことなく、多くの人々が当該資料等を閲覧するこ とが可能となる。
3.付加価値の付与が可能
デジタルデータにさまざまな付加的情報を添付することが可能となる。例えば、デジタ ル化した美術品や古写真、音楽等については、音声やテロップによる解説を付加すること ができるなど、資料等の閲覧をサポートしたり、理解を深めるための視覚的な工夫をほど こすことが可能となる。
4.データの移行(コンテンツの長期保存)
技術の進歩により、記録媒体もより便利・安全なものとなり、データの移行やバックア ップを頻繁かつ定期的に行うことでコンテンツを安全かつ長期間保存することができる。
メンバーの声 /Member's Voice




協賛 /Sponsorship




協力 /Cooperation



